医師の在宅でできる神バイトの体験談【マジで家にいるだけ】

かくいう私はと言いますと、最近労働の負担感が少なすぎて、仕事の帰りがけに「お疲れ様でした」と言われると罪悪感を抱く、もしくは「もしやこれは嫌味か・・・？」かと疑念を抱く、

そんな松本伊代並みにセンチメンタルな日々を過ごす今日この頃でございます。

さてさて今日はタイトルにある通り、

「マジで家にいるだけで何もしなくていい」、

そんな嘘みたいな医師の在宅でできる神バイトを見つけたので、その体験談を皆様に共有する次第でございます。

「おいおい、家にいるだけってどういうことだよ兄ちゃん。いい加減なこと言うてたらケツから手ぇ突っ込んで奥歯ガタガタ言わせた後に大阪湾に沈めたろか」

とお思いのそこのお育ちの良いあなた、これからちゃんと詳しく説明しますから、ドルミカムを自己注射したりペーパーバック法を試す前に、ラマーズ法でもしてまあ落ち着いてくださいな。ヒッヒッフー。

ちなみに冒頭より口調が妙に胡散臭いのも、奇跡的に楽なバイトを経験し脳が部分的に溶けてきているからでございます(涙目)。

中二病が爆発しすぎて飛び級で大学入っちゃったみたいな文章ですみません。

はい、もういいですね。

無駄口はこのくらいにして、早速神バイトの体験談を紹介していくね❤︎。(ここで謎の彼女感…)

家にいるだけでいい在宅可の神バイトとの出会い

神バイトの詳細を暑苦しく熱く語る前に、まずはその神バイトと私めがいかにして出会ったか、そこをお話しなければなりませんぜご主人様。

それはまだうっすらと肌寒さの残る初春のことでした。（どうでもいいから早くしろよ）

当時非常勤のバイトを探していた私は、毎日10個くらいの医師の非常勤バイトの求人サイトをくまなくチェックしておりました。

毎日、しかも朝夕の1日2回です。

はい、御察しの通り暇人かつ長男です(©️西尾一男)。

目を皿にする、とはまさにこのことか、というレベルです。

おかげでロイヤルコペンハーゲン的なお皿屋さんでも始めようかしら、それで皇室御用達になっちゃおうかしら、と思ったのは言うまでもありません。

そんな泣く子も黙る地道な努力の甲斐もあり、ある時「こ、これは…」と思う案件を見つけました。

完全に詳細までは明かせないのですが、 (↓結構明かしてる説あり)

という条件のものでした。

ひと目見た瞬間に「これだ！」と思い、早速エージェントに問い合わせます。

諸々気になることを問い合わせた後、秒で応募。

見るからに楽そうな求人のため、応募が殺到したらしく、半日くらいで求人の掲載は終わってました。

その後書類選考をしていたようでちょっと待たされましたが、ほどなくしてエージェントからは選考通過の連絡が。

よくわかりませんが、面接もせず書類審査だけだったにも関わらず、応募殺到して結構な倍率だったそうです。嬉CY(©︎おさる ※わかる人だけついてきてください)。

なにはともあれ良かった良かった。

勤務開始してみると驚きの実態が…

そんなこんなで勤務が始まったのでした。

「電話がどのくらいかかってくることが想定されるのか」という私にとって地球温暖化と同じくらい重要な点について、選考通過後の採用担当者とのオンラインでの軽い面談の際に尋ねていたのですが、

とのひこにゃんやくまモンもびっくりのゆるめのお返事があったのでした。

「そんなことあるか？」と思ってはいたのですが、勤務が始まってみると驚きの実態が私めを待ち構えていました。

初日は朝から電話がいつ来るかいつ来るかとあまりにも凛々しい表情で待機していたのですが、私の電話は一向に鳴る気配すらありません。

「電波障害か？はたまた間違って機内モードにしたか？」と思いたくなるくらい鳴りません。

数時間が経過し、そろそろ昼休憩だな、と思ったそんな矢先。

やっとコールがありました。

オペレーターから相談の概要を聞き取った上で、電話主の相談に応じます。

ってか電話があまりにかかって来なすぎて、自分の余裕がハンパないので、優しく、丁寧に、ゆっくり時間を取って相談に応じることができます。

余裕 is 大事。

ゆっくりお話聞いた上で、自分なりに丁寧にアドバイスをしたところ、最後

「ありがとうございます！先生はどの病院にいらっしゃるんですか？そこに行きたいです」

とまさかのご指名が。

医者辞めてホストやろうかな。

そんで「わてか、わて以外か」的な名言でも残そうかな。

自宅にいながらにして、悩める人のお悩みに対して専門知識や経験を活かしてお答えして、不安を取り除いてもらったり、前向きに進んでもらえるようサポートする。

かつめっちゃ暇だし。

通勤時間もリアルにゼロだし。

こりゃ素晴らしいや。

そんなことを思ったのでありました。

結局、その日電話がかかってきたのはその一件のみでした。

なんじゃそれ。

なので待機中はひたすら本読んだりやりたいことしたり、ゆっくりしてました。

ベッドの上でゴロゴロしてるだけで報酬がもらえるとか控えめに言って楽園かよ、とか思ってました。

電話がかかってきた時に外だったら風の音や話し声など雑音が入ったらいけないと思ったのでさすがに外出はしませんでしたけど。ハイポなのと非常識なのは違いますからね。僕ちゃん偉い。

ついには完封を果たす

翌週の勤務では、電話はまたしても1日に1件のみでした。

余裕しかないので、こちらも最上級に丁寧かつ真摯に応対して、喜んでいただけました。

バファリンの半分が愛情でできているならば、勤務時の私は9割余裕でできていたといっても過言ではありません(※ちなみに、残る1割はかわいげ)。

そして、迎えた翌週。

事件は起きました。

何と、1日に1件も電話はかかってきませんでした。

完封です。待てど暮らせどとはこのことです。

佐々木朗希投手にも負けてないんじゃないか、っていうくらい鮮やかな完封劇でした。

人間の心理とは面白いもので、病棟とかですごく忙しい時は「もう来ないでほしい」って思うものですが、あまりに仕事が来ないと「全然かかってきてくれていいけどなー」ってなりました。

マジで家にいるだけです。

この噂を聞きつけた米米クラブが『家にいるだけで』という『君がいるだけで』のアンサーソングを近日出すとか出さないとかいう話もあるようです (大嘘)。

そしてそれだけに留まらず、なんとなんと、その翌週以降も3週連続完封を成し遂げたのでした。都合4週連続完封です。内容だけでみたら失業者です(※この曜日に限る)。

もうその頃になるとちょっと昼寝とかしてました。

もちろん、電話が鳴ったらすぐに起きるつもりだったのですが、結果的にはそんなリスク管理も無用でした。

4連続完封の翌週は1回電話がありましたが、また翌週から完封に戻りました。

何だよこの仕事。

マジすげえじゃねぇか。

最&高。脳みそぱみゅぱみゅ。

応募〜採用までで勝負あり

まあ、このバイトも期間限定だったので、その期間が来たら終わったのですが、まあ、最高でした。

採用されてから勤務中はあまり仕事してません。

もちろん、かかってきた電話には全力で向き合いましたけど、それ以外の時間が99%なんだもん。涙が出ちゃう。

振り返って思うことは、求人を見つけて、応募して、採用される所までが唯一にして最大の頑張りどころだったな、ということ。

選考を通過するまでが仕事、みたいなところがありました。

家に帰るまでが遠足、のいけない大人ver.です。梨汁ブッシャー。

あの時期自分は求人サイトを毎日「えっ？ウォーリーでも探してるんですか？」って勢いで見てたからこそ掘り出し物的求人を見つけることができましたが、ちょくちょくしかサイトを見てなかったら応募すらできなかったと思います。

実際、半日くらいで求人の掲載が終わってましたからね。

おわりに：恋せよ乙女、時間を手にせよ医師

というわけで、本記事ではマジで家にいるだけでいい神がかったバイトの体験談を紹介しました。

この体験から得られる教訓としては、

「悪いことは言わないから、おいしいバイトを見つけたいなら求人サイトをこまめにチェックせよ。そして、気になったら秒で応募か問い合わせをせよ」

ってことでしょうか。

こうして時間に余裕のある人がさらに余裕を手にし、忙しい人はしんどい案件を掴まされてさらに忙しくなる。

これって、富裕層が投資の配当などで楽してさらに豊かになり、そうでない人との差がどんどん開いていく、という話と似ているなと思いました。トマ・ピケティ万歳(cf.『21世紀の資本』)。それの時間版ですね。

自分の人生なので自分が主体的に関わっていかないと好転していきません。

時間がない人は時間がない故にろくに調べたり思考する時間がなく、それによりさらに時間を失うような選択をしてしまい…という負のサイクルから抜け出すには、

・外勤や定期非常勤のバイトを負担の少ないものに変えるか、あるいは常勤先を自分に合ったとこに変えちゃうか、真剣に考えた方がいいかもしれません。

ということで、今日はこちらでおしまい。

アディオス、セニョール&セニョリータ。

そんなわけで、「早速求人探すぜよ」と口調は坂本龍馬なのに鼻息の荒さは西郷どん状態になっちゃってる人は、常勤先やバイトを探すなら以下のサイトがおすすめなんで是非に。