医師の転職は「非公開求人」も手札に加えられるかが鍵

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もっと楽な病院に行きたい!

もっと給料の良い職場に移りたい!

もっと職場が近かったらいいんだけど…

今の職場も悪くはないけど、やりがいがイマイチ…

このようなお悩みをお持ちの先生もいらっしゃるでしょう。

医師が転職する、あるいはバイト先を探す、となるとネットで案件を探したり、問い合わせたりなど、忙しい中だとなかなか大変ですよね。

また、

探してはいるけどなかなか良い求人が見つからない

という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

それでは、医師が転職先・バイト先を探していく上で、より良い条件の職場への転職を叶えるために、必要なポイントは何でしょうか。

重要なポイントはいくつもありますが、そのうちの一つに、

「非公開求人も選択肢に含めた中から転職先を選ぶ、という有利な条件下で転職活動を進められるか?」

という点が挙げられます。

以下、詳しく見ていきたいと思います。

目次

公開求人と非公開求人

医師向けの転職サイトをご覧になったことのある方はご存知かと思いますが、医師の求人には公開されているものと、非公開のものの2種類が存在します。

非公開求人がどのくらいの割合なのかは、各転職支援会社(人材紹介会社)によるでしょうから一概には言えませんが、存在するのは事実です。

例えば、給与や勤務日数、病院の概要や所在する都道府県など、一部の情報だけが掲載されていて、医療機関名が伏せられている案件などです。

こういった案件について詳細を知りたい場合は、問い合わせが必要になります。

また、完全に存在すら掲載されていない案件もあるでしょう。

非公開にされている理由は?

では、一部の求人が非公開にされているのはどうしてでしょうか?

以下のような理由が挙げられます。

・①経営方針に関わることなので、外部に知られたくない

・②院内で現在働いている人に、募集の条件を知られたくない

・③管理職や部長など、重要ポストの募集のため、公開しづらい事情がある

・④応募が殺到することが予想されるため、それを避けたい

非公開求人は狙い目である理由

ここで、転職先を探している医師にとって、特に、②、③、④の理由は重要です。

まず、「②院内で現在働いている人に、募集の条件を知られたくない」についてですが、募集の条件が好条件の場合、もしそれが現職の医師に知られたらどうなるでしょうか?

当然、現職の医師たちは不満を持ち、「給料を上げてくれ」とか「条件を良くしろ」という交渉がなされる可能性が十分あります。

それ故、病院側としては、条件を開示したくないのです。

このことから、「非公開求人の中に、好条件の案件が含まれる」ことがわかります。

こういった案件は、狙い目です

実際、私が以前いた病院で、同じ産科当直なのに、常勤の医師がやる場合と、外部からバイトで来た医師がやる場合の当直代が違う、ということもありました。

また、「③管理職や部長など、重要ポストの募集のため、公開しづらい事情がある」についても、重要ポストに就きたい医師にとっては狙い目です。

そして、「④応募が殺到することが予想されるため、それを避けたい」という事情からは、「非公開求人の中に、応募が殺到するような好条件の求人がある」ということがわかります。

問い合わせるだけで良いので医師としてはノーリスク

非公開求人にアクセスするために必要なことは、転職サイトの会員になっておく、それだけです。

登録は無料ですし、転職が確定しても医師が費用を払う必要はありません。

というのも、転職が決まったら雇用する側である病院が転職支援会社に報酬を支払う、というビジネスモデルだからです。

非公開求人を探す上で、何か注意すべき点はないのか?

リスク管理に長けている医師の皆様は、非公開求人も視野に転職活動を進める上で、何か注意すべき点はないのか?ということを気にされることもあるかもしれません。

注意点があるとすれば、一つは、転職支援会社(人材紹介会社)によっては、代理人となって動いてくれるエージェントさんの質がイマイチ、ということもあり得ます。

また、問い合わせてみたものの、思っていたよりも非公開求人が自分の理想に近いものではなかった、ということもあるるでしょう。

各転職支援会社が非公開求人を抱えているとは言っても、莫大な量の非公開求人があるとはなかなか言い難いと思います。

というのは、好条件の案件があるのであれば、転職サイト側としては、できるだけ公開したいと想定されるからです。

転職サイトとしては、好条件の案件を掲載すれば、より成約につながる率が高く、報酬を受け取れるからです。

お店に例えてみると、良い商品は倉庫ではなく、お店に並べておいた方が来客も増えるでしょうし、買ってもらえることも増えますよね。

ですので、非公開求人を含めて、一つの人材紹介会社が取り扱っている案件には限りがある場合は、なかなか求職者にぴったりな案件を紹介することが難しい、ということもあるでしょう。

上記のようなリスクを回避する手段としては、複数の転職サイトに登録するのが良いと思います。

最後に: 有利に転職活動を進めよう

本記事では、医師が転職活動を進める上で、非公開求人も選択肢に入れたほうが、よりよい転職を実現できる可能性を高めることができる、ということについて述べてきました。

果実を得たいなら、行動しましょう。

気になる案件があったら逐一問い合わせたり、エージェントな条件を伝えるなど、手間はかかりますが、こういう小さなことをしっかりやれるかが、良い転職ができるかどうかの鍵となります

面倒くさいと言っても、ネットで探したり、電話やメールをするだけでよいのですから、たかが知れています。

転職活動も市場があって、転職を「自分もそこに当事者として参加するゲーム」として考えた時に、手持ちのカードは多い方が有利であることは言うまでもありません。

皆様が転職で後悔することのないよう、祈っております。

転職先を探すなら、以下のサイトがおすすめです。

【医師のおすすめ転職サイト(常勤編)(上からおすすめ順)

てぃむ

常勤で求人を探す場合は、信頼できる少数のサイトに絞って(多くて3つくらい)探していくのがおすすめ。
たくさん登録しても全部見るのは正直大変なので。

Dr.転職なび

求人数含め総合力の高さはもちろん、Web面談や電話面談にも対応

常勤求人数14000件以上

医師一人に担当が2人付く

(専任エージェントは全員医療経営士保有)

というのも強み。

一般的な条件の各科の求人はもちろん、「週4可」「産業医」求人などもしっかり取り扱いあり。全国対応。

てぃむ

サイトの見やすさ、使いやすさも良い。

試しに「東京 一般内科」で検索かけると400件以上出てくるので求人数も申し分なし。

医師転職のエムスリーキャリア

業界最大級で求人数がとにかく多い

車でいうトヨタ的存在。

てぃむ

自分が転職した時(&バイト探す時)はまずm3を見てた。

エージェントの質、サイトの操作性含めマジで非の打ち所がない。

敢えてデメリットを挙げるとすると、皆このサイト見てるから人気の求人には速攻応募殺到する、くらい。

民間医局

「迷ったらここだけ見ておけ!」ってくらいおすすめ。

強みはシンプル。求人数と、エージェントの質(柔軟性提案力)。

てぃむ

転職サイトに求めるものって、極論ここだけですよね。
皆様ここは登録しているかな、と思ってこの位置にしていますが、まだの人は是非。

このサイトにしか出ていない求人もあるので、ここで求人探して損はないです。

医師専門の転職支援ならリクルートドクターズキャリア

ぶっちゃけそれほど取り扱い求人数は多くないが、自分のペースで働きたい人向けの求人など、ニッチな求人に強い印象。

非常勤求人にも対応。

求人の紹介ってだいたいメールで1-2回紹介してきて、いいところがなかったらその後はむこうからはあまり紹介してくれなくなる、みたいなパターンが多いが、ここは暇だからなのかは知らないが、(希望すれば)エージェントがめげずに気長に求人を紹介してくれる。

てぃむ

時間があまりない、探すの面倒くさい、みたいな人におすすめ。

【医師のおすすめアルバイト(非常勤・スポット)紹介サイト(上からおすすめ順)

てぃむ

バイトは常勤の場合と違って、「数撃ちゃ当たる」で、できる限り多くのサイトで求人を探すと自分に合う案件に出逢える確率が高まります。
一つのサイトにしか求人を出さない医療機関はたくさんあるので。

医師アルバイト探しなら業界最大級のエムスリーキャリア

非常勤、アルバイト探しも盤石の業界最大級。さすが車でいうトヨタ。

てぃむ

自分もバイト探す時はまずはここで探してます。

求人数、豊富さともにトップクラス。

これまでm3には散々お世話になったが、サイトの操作性(市町村まで細かく指定できるのマジでイケてる)、エージェントの質など特に非の打ち所がない。

敢えて言うならメジャーなサイトなので人気の求人には応募が殺到する、ってことぐらいか。早い者勝ち。

実体験としてエージェントが基本即レスしてくれるのも心地良い。

豊富な非常勤、スポット勤務情報『民間医局』

常勤求人同様、求人数・質もバランス良く、重宝する。自分も良く利用する。

てぃむ

バイトをしたい後期研修医の先生は医賠責をここから申し込むとお得。自分もそうしてます。

医師バイトドットコム

正直エムスリーと甲乙つけがたい。

求人数も負けていない。

てぃむ

実は自分も後期研修中のある時までこのサイト知らなかったんですが、初めて見つけた時「もっと早くこのサイトと出会いたかった…」ってなりました。

医師転職ドットコム』や『40代50代60代の医師転職ドットコム』ならびに情報サイト『医師転職研究所』と同じ運営母体。

医師専門の転職支援ならリクルートドクターズキャリア

常勤の方でも紹介したが、正直求人数はそれほど多くはないものの、このサイト経由でしか求人出さないクリニックもあるのでおいしい求人を逃したくないならおすすめ。

リクルートなので知名度的にも安心感あり。

てぃむ

自分で使ってみた感想としては、エージェントがマメで定期非常勤とか良い所見つかるまで(希望すれば)気長に付き合ってくれるので好印象。

Dr.アルなび

「1日10万円以上」「通勤30分以内」「ゆったり当直」求人などもあってアツい。

てぃむ

求人情報の更新も頻繁で早い。

常勤、バイト(非常勤・スポット)ともに以下のページでも詳しく解説してます。

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