王道のキャリアプランの功罪|将来と刹那の間で揺れる医師の生き方

キャリアを考える医師
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本記事をお読みの医師の皆様は、キャリアをどのように歩んでいるでしょうか。

医師のキャリアは人それぞれの形があると思います。

とは言え、「王道」、「一般的」、「本流」とされるキャリアプランがあるのも事実だと思います。

てぃむ

個人的には、この多様性の時代に、『王道とかただの思考停止だろ。昭和かよ』と思っています。

いわゆる医師としての「王道」とは、具体的には、

「初期研修をして、後期研修医になり、専門医・指導医になり、アカデミックな活動もしつつ、部長もしくは教授を目指す」

というようなものかと思います。

まあ、教授は目指してはいないけど、↑概ね上記のような生き方をしている人もいると思いますが、そういう人も含めます。

もちろん、最近は価値観も多様化してきていて、上記のようなキャリアを望まない人もどんどん増えている印象ではありますが、それでも一定数の方は、上記のような、「王道」のキャリアを歩んでおられることと思います。

しかし、その「王道」のキャリアを歩んでおけば問題はないのでしょうか?

それで本当に良いのでしょうか?

人生幸せなのでしょうか?

少し考えてみたいと思います。

目次

自分の気持ちを押し殺して、我慢する癖がついていないか?

専門医や医学博士を取得するために自分の気持ちを押し殺している医師

まず、一つ気になるのは、

「(医師は)自分の気持ちを押し殺して、我慢する癖がついていないか?」

ということです。

少し振り返ってみると、

高校生の頃は遊びもそこそこに受験勉強をして、

医学部に入ったら医師になるために勉強漬けでテストに追われる日々。

医師になったらなったで、初期研修医という一番下の立場から修行が始まり、

それを終えても後期研修医で、専門分野については右も左もわからない状態から再スタート。

(人によっては)土日もゆっくり休めるのは稀。身体は休めていても、心は休まらない日々。

そこで頑張って専門医を取っても専門医なんていくらでもいて希少価値があるわけでも何でもないし、うかうかしていたら周りとの競争に置いていかれてしまう。

そんなわけで、臨床も学術活動・研究も頑張って、部長教授を目指す。

こんな人生、キャリアを歩まれている、もしくは描いている方もいらっしゃると思いますが、果たして、この生き方で幸せなのでしょうか?

一体、いつになったら心が満たされる時は来るのでしょうか?

それぞれのステージにおいて、いつだって、

今は苦しいけど、今我慢をすれば次につながるんだ。より良い未来が待ってるんだ。

と思ってきたのではないでしょうか?

部長や教授、あるいはそれ以外のポジションであっても、理想のポジションに就けるのは一握りです。

全員が目指すポジションに就けるわけではありません。

もしそうなってしまったら、これまで必死に我慢して、すべてをなげうって頑張ってきたのに、どうしたらよいのでしょうか?

また、仮に部長や教授など理想のポジションに就けたとしても、それですべて解決でしょうか?

そうなればすべて報われるのでしょうか?

きっと、そうではないと思います。

あなたは、今の職場の部長や教授のようになりたいですか?

てぃむ

大学医局に居た頃、誰に聞いても「年次を経るにつれて雑用は増える一方だ」と言っていました。教授も例外ではなく、会議に次ぐ会議など、大変そうでした。

もし、「教授や部長になることが自分にとって幸せなのか」と自問自答した時に、即答でYESでない場合は、一度立ち止まって考えてみるといいんじゃないかと思います。

型通りのキャリアプランなんかにはハマらずに、自由に生きて人生を謳歌している医師はいっくらでもいます。

てぃむ

聞いた話ですが、サーフィンがしたすぎて海の目の前の病院に転職して、仕事以外の時間はだいたいサーフィンしているってドクターもいますし。

世界中を旅行するために健診バイトをちょくちょくやって、海外行って、ってことを繰り返しているドクターもいますしね。

まあ、ここまで極端じゃなくても、もっと自由でいいいんじゃないかってことです。

やりたいことがあって、そのために医師免許をうまく使う、くらいの感覚の人もいます。

自由に生きる医師の事例は、↓以下の記事でもご紹介しています。

自分の声に従って生きよう

キャリアプランについて考える医師

もちろん、何事にも目標を持って、それを目指して努力を重ねる、という行動自体が悪いわけではありません。

本当にやりたいことに向かって頑張れているのであれば、何の問題もありませんし、むしろ、それ自体は素晴らしいことだと思います。

問題は、「本当に自分が望むことなのかもよくわからないまま、何となく、周りに合わせて、苦しい道をひた走り続けている」場合です。

敷かれたレールを走るのは楽です。

何も考えなくていいですから。

でも、そのままだと、自分で考えなかったことに対する、あまりにも大きな代償を払うことになるリスクを多分に孕んでいます。

「自分がどうしたいか?」

「自分はどんな人生を歩みたいのか?」

「何が自分にとっての幸せなのだろうか?」

ということを少しでも考えた上での決断でしょうか?

もしそうでないなら、一度ゆっくり考えてみるといいと思います。

医師になるまでは敷かれたレールを走っている方が都合が良かった

敷かれたレールを走って医師になる

ただ、医師になるまでは、敷かれたレールを走っていた方が目標達成のためには都合が良かったのは事実だと思います。

遊びや、余計なことに脇目もふらず、勉強する。

その方が、こと受験勉強に関しては、成績は伸びやすいですからね。

でも、医師になってからはどうでしょう。

人生に正解などないはずです。

何かを達成したら安泰、なんてことはありません。

正解のない大海原を進まなければならない時に、唯一頼りになるのは、自分の心の声という羅針盤ではないでしょうか。

幸せは気付くもの

自分にとっての幸せに気付く医師

幸せとは、何か必死で頑張って、やっとの想いで手に入れるものでしょうか?

私は、どちらかというと、

幸せは”そこにある”ものであり、”気付く”ものだと思います。

ご経験ありませんか、

ああ、そういえばあの時あんなだったのは幸せだっんだなぁ

と思うことが。

皆様も、ただただ苦しい日々を送るのではなく、自分の心の声を聞き、”案外”近くにある幸せを大切にしてほしいと思います。

かと言って刹那的に生きればいいわけでもない

王道のキャリアプランを歩むのをやめた医師

では、

今が楽しければそれでいいのか?

というと事態はそれほど単純ではないのもまた事実だと思います。

「今さえ良ければよい」という思考のもと、将来に向けて何の準備や投資もしなければ、当然のことながら将来果実を得ることはないでしょう。

目的地まで脇目もふらず進むのではなく、路傍の花に気付けるくらいのスピードで、時には横道にそれながら、能力を磨いていくなり、人の役に立つようなことをしていく、というのもいいかもしれません。

最後に

キャリアプランについて悩む医師

本記事では、「王道」とされるキャリアプラン通りに歩むことの功罪について述べてきました。

人生において、仕事以外の楽しみ、自分の時間、家族との時間など、大切なものはたくさんあります。

「気が付いたら10年経ってしまっていた…」なんてことにならないように、願っております。

てぃむ

軌道修正するなら、いつだって、「今」が最も早いのです。

そして、行動しなければ、何も変わりません。

あなたがもし今、苦しい想いを抱えながらも惰性や様々なしがらみによって現状を変えられないでいるのなら、

今のうちから、苦しい思いをしないで済む職場やバイト先を探しておくといいかもしれません。

てぃむ

実際に自分で調べて&使ってみた上での、おすすめの転職サイトはこちら↓です。

【医師のおすすめ転職サイト(常勤編)(上からおすすめ順)

てぃむ

常勤で求人を探す場合は、信頼できる少数のサイトに絞って(多くて3つくらい)探していくのがおすすめ。
たくさん登録しても全部見るのは正直大変なので。

Dr.転職なび

求人数含め総合力の高さはもちろん、Web面談や電話面談にも対応

常勤求人数14000件以上

医師一人に担当が2人付く

(専任エージェントは全員医療経営士保有)

というのも強み。

一般的な条件の各科の求人はもちろん、「週4可」「産業医」求人などもしっかり取り扱いあり。全国対応。

てぃむ

サイトの見やすさ、使いやすさも良い。

試しに「東京 一般内科」で検索かけると400件以上出てくるので求人数も申し分なし。

医師転職のエムスリーキャリア

業界最大級で求人数がとにかく多い

車でいうトヨタ的存在。

てぃむ

自分が転職した時(&バイト探す時)はまずm3を見てた。

エージェントの質、サイトの操作性含めマジで非の打ち所がない。

敢えてデメリットを挙げるとすると、皆このサイト見てるから人気の求人には速攻応募殺到する、くらい。

民間医局

「迷ったらここだけ見ておけ!」ってくらいおすすめ。

強みはシンプル。求人数と、エージェントの質(柔軟性提案力)。

てぃむ

転職サイトに求めるものって、極論ここだけですよね。
皆様ここは登録しているかな、と思ってこの位置にしていますが、まだの人は是非。

このサイトにしか出ていない求人もあるので、ここで求人探して損はないです。

医師専門の転職支援ならリクルートドクターズキャリア

ぶっちゃけそれほど取り扱い求人数は多くないが、自分のペースで働きたい人向けの求人など、ニッチな求人に強い印象。

非常勤求人にも対応。

求人の紹介ってだいたいメールで1-2回紹介してきて、いいところがなかったらその後はむこうからはあまり紹介してくれなくなる、みたいなパターンが多いが、ここは暇だからなのかは知らないが、(希望すれば)エージェントがめげずに気長に求人を紹介してくれる。

てぃむ

時間があまりない、探すの面倒くさい、みたいな人におすすめ。

【医師のおすすめアルバイト(非常勤・スポット)紹介サイト(上からおすすめ順)

てぃむ

バイトは常勤の場合と違って、「数撃ちゃ当たる」で、できる限り多くのサイトで求人を探すと自分に合う案件に出逢える確率が高まります。
一つのサイトにしか求人を出さない医療機関はたくさんあるので。

医師アルバイト探しなら業界最大級のエムスリーキャリア

非常勤、アルバイト探しも盤石の業界最大級。さすが車でいうトヨタ。

てぃむ

自分もバイト探す時はまずはここで探してます。

求人数、豊富さともにトップクラス。

これまでm3には散々お世話になったが、サイトの操作性(市町村まで細かく指定できるのマジでイケてる)、エージェントの質など特に非の打ち所がない。

敢えて言うならメジャーなサイトなので人気の求人には応募が殺到する、ってことぐらいか。早い者勝ち。

実体験としてエージェントが基本即レスしてくれるのも心地良い。

豊富な非常勤、スポット勤務情報『民間医局』

常勤求人同様、求人数・質もバランス良く、重宝する。自分も良く利用する。

てぃむ

バイトをしたい後期研修医の先生は医賠責をここから申し込むとお得。自分もそうしてます。

医師バイトドットコム

正直エムスリーと甲乙つけがたい。

求人数も負けていない。

てぃむ

実は自分も後期研修中のある時までこのサイト知らなかったんですが、初めて見つけた時「もっと早くこのサイトと出会いたかった…」ってなりました。

医師転職ドットコム』や『40代50代60代の医師転職ドットコム』ならびに情報サイト『医師転職研究所』と同じ運営母体。

医師専門の転職支援ならリクルートドクターズキャリア

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リクルートなので知名度的にも安心感あり。

てぃむ

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Dr.アルなび

「1日10万円以上」「通勤30分以内」「ゆったり当直」求人などもあってアツい。

てぃむ

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常勤、バイト(非常勤・スポット)ともに以下のページでも詳しく解説してます。

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