ワイン屋になっちゃった医師 |自由な4人の医師の働き方

医師の働き方・生き方-もっと自由に
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ドクターの皆様、どうも、おばんです、てやんでぃ、そしてボンジョルノ。

今日はたまには真面目に(?)

医師の働き方とか生き方ってもっと自由でいいんだよ。グリーンダヨ」

ってことを声を大にして言いたいと思います。

というのも、医師の働き方って、何となく

勤務医か開業医の二択で、ちょっと前からフリーランスやバイト医という選択肢もちらほら出てきているよね

というのが多くのドクターの認識なのではないかと思います。

しかし、実は、他にも選択肢はもっともっとあります

医者を完全に辞めちゃった人もいれば、ほぼ辞めちゃった人もいるし、医師としての仕事をセーブしつつ他の仕事や過ごし方を組み合わせて生きている人もいます。

そんな事例を知ることで、本記事がこれからの生き方や働き方について悩みを抱える、ラジオネーム恋するウサギちゃん的ドクターに、某エナジードリンクばりに思考の翼をさずけることができたら本望でございます。

選択肢は思ったよりたくさんある。

あとはそれを自分に合うようにカスタマイズしていくといいんじゃないですか、そんなお話です。

本記事の構成としては、

先に自由な発想で自分なりの生き方をしている医師の事例をいくつか紹介し、

その後まとめ的にそれっぽいことを言ってズバっと締める

という予備校のテキストのお株を奪うような、そんな構成であります。どうぞお付き合い下さい。

目次

自由に生きる医師の事例を紹介

case①:医師を辞めてワインの輸入する人になっちゃった

ワイン輸入業を始めた医師

これは知り合いのドクターなんですが、もともと外科系のドクターだったその方、ワイン好きという趣味が高じてやがてワインの輸入業を始め、それが軌道に乗り、挙句の果てに医師は辞めちゃって今はワインの事業のみをやっているみたいです。

何だよ、めちゃめちゃ自由じゃん。

すごく楽しそうだし。

表情もいつもニコニコしているし。

で、ワインのお仕事も医師みたいにずっと拘束されるわけではないから、時間的・精神的自由を手にし、穏やかに、そして、彼にとっての大切なことに時間をしっかり使って暮らしているようですよ。

めでたしめでたし。

case②:医師として働きつつ不動産投資家や老人ホームの経営者にもなっちゃった

老人ホームを経営する医師

続いては、医師として働きつつ、不動産投資もしつつ、老人ホーム事業の経営者にもなっちゃったドクターのお話です。

そのドクターは、医師としてはクリニックで雇われ開業医をしつつ、区分マンションを複数所有し不動産投資をしています。

ドクターであればここまではよくある話ですが、彼はさらに、老人ホーム事業もやっているんです。

ちなみに彼が老人ホーム事業をやるようになったきっかけは、もともと不動産投資をやっていたので、物件の情報をネットで頻繁にチェックしていたところ、老人ホーム用に良さそうな物件を見つけた、と。

それで老人ホーム事業について調べたり、人に色々聞くなりキャッシュフローを計算するなりしてみたら、「どうやらこれはいけそうだ」ってなって、本格的に老人ホーム事業を開始することにしたそうです。

行動力ハンパないって。

そもそも区分マンションへの不動産投資という行動をしていたからこそ、老人ホーム事業という新たな挑戦のきっかけにも出逢い、そしてそれを行動力とバイタリティで自分のものにする、そんな良いサイクルが回り出している事例です。

ちなみにそんな彼に、どういうモチベーションというか、何でそれをやろうと思ったのか聞いてみたところ、

ただ単純にやってみたかったし、楽しそうだったから

との高校球児顔負けの真っ直ぐな回答が得られました。

「いくら稼いでリタイアしよう」とかは全くなくて、そうやって事業を仕掛けていって、それがうまくいくように頑張るプロセス自体が楽しいとのことでした。

「あんた、そりゃうまくいくよ」って感じです。

不動産投資や老人ホーム事業で負債(借金)を背負うことへの恐怖はないのか、という点については、全然怖くないようで、借金の額が多ければ多いほど嬉しいとのこと

これは不動産投資家あるあるですね

ってかさぁ、おバカキャラの芸能人が勉強しまくってきた医者より稼いでるのが気に入らないから少なくともそれ以上は稼ぎたい

とも言ってました。

そんな考え方もあるんだ、って感じです。この考え方に賛同するもしないも自由ですが、色んな考え方ができるということだけは紛れもない事実です。

他にも彼は、

もう子どももいるし、万が一のことがあったらその時は死んでもいい

とすら言ってました。こればっかりは付き合いの長い私ですら冗談なのか本気なのかももはやよくわかりませんでした。

ハート強すぎるよね。

さらに彼は上記の事業のみでなく、今後は他の事業もどんどん仕掛けていきたいようで、知り合いの知り合いの経営者だったり、面白そうなことをしている人がいればガンガン会いに行って話を聞いたりしているようです。

世の中いろんな人いるなぁ

case③:海外に住みたいが故にアメリカに留学の道を自力で切り拓いたドクター

これまた知り合いの外科系のドクターの話なんですが、彼にはもともと海外に住みたい、という願望がありました。

でもそれを実現するためには、大富豪でもないので、海外で働いて給料もらいながらじゃないと無理だよな。

じゃあ医師でそれを実現するためには、留学すればいいじゃん、ってことで留学を志します。

そんな彼は後期研修の後、大学院に入り、研究を経験。

そして大学院の最終学年の時、留学先のコネなど何もないなか、自分でネットで調べ倒して、片っ端から

雇ってくれ!こんな実績がある!

ってメール出して、そのうち一部から返事が来て、オンライン面談の末にその中の一つに見事留学が決まり、晴れて海外生活を実現しています。

もちろん、researcherとして給与をもらいながら、です。

意志あるところに道は開ける、とはまさにこのこと。

かっけぇ。

case④:医師として週2勤務 + 個人事業 + 投資というバランスに落ち着いたドクター

週2で働く非常勤のバイト医

とあるドクターもまた、彼なりのバランスで独自の人生を築いています。

医師の仕事は嫌いではない、だけど週2くらいでいい。

それに医師以外の仕事もしたい

それでいて、仕事ばかりじゃなく自分の時間を大事にしたい

たくさん稼げるとしても、時間や自由を失うくらいなら働きたくない。

そんなこんなで彼が辿り着いた境地は、

「医師としては非常勤で週2だけ働いて、あとは個人事業と投資の収益で暮らしていく」

というものでした。

個人事業が軌道に乗るまではある程度時間がかかったようですが、「自由を掴み取るためならいくらでも頑張れた」と言います。

もちろん、上記の働き方以外に、医師として週2-3だけ働く、などでも全然生きていけますからね。

支出を抑えられるなら、何だったら別に週1でさえも生きていけると思いますしね。

医師免許を持っているからといって医師として働かなければいけないわけではない

医師免許

上記の通り、世の中には色んなドクターがいます。

ここで、ちょっと立ち止まって考えてみてください。

医師免許を持っているからって、医師として働かなければいけないわけではありません。

医師免許はあくまで免許です。

医師として働きたければ医業を「やってもいい」のであって、「やらなければならない」わけではありません

自動車の運転免許を持っている人だって、状況に応じてバスや電車で移動しているじゃありませんか。

だから、医師になったけど、他にやりたいことがあるなら、ガンガンやったらいいと思うんです。

結果、うまくいけばそれでいいですし、うまくいかなかったとしても、医師免許が剥奪されるわけでも何でもないので、その時はまた医師をするという選択肢も残されているわけです。

医師免許がセーフティネットって、個人的には割と最強だと思うんですが、いかがでしょうか。

王道とされる道を外れているドクターも案外いる

王道を外れた医師

もちろん、本記事で紹介したような働き方ではなく、いわゆる王道とされる働き方をしているドクターもいます。

常勤でバリバリ働いて、経験積んで専門医も取って、どんどんレベルアップしていくぞー

って人ですね。

というか、現時点ではマジョリティではあると思います。

しかし一方で、そんないわゆる王道とされる道から外れて、独自の道を歩んでいるドクターも実は結構います

本記事で紹介したのはその中のごく一部です。

同調圧力の強い日本社会に生きる皆様におかれましても、

なんだ、そういう人も案外いるんだ

ってのがわかると、ちょっと楽になるんじゃないでしょうか。

で、実際独自の道を進み始めてみると、

なんだ、こっちの道を進むまではいわゆる王道から外れるのが怖いって、思ってたけど、アレは一体何だったんだろ。っていうか、もっと早くからこっち来ててもよかったな

って高確率でなると思います。

ドクターは能力の高い人が多いですから、医業以外でもバリバリ活躍できる可能性は十分あると思いますよ。

思考は自由です。

思考を阻害する檻なんか取っ払っちゃいましょう。

人生の選択肢の中から、自分の好きなようにカスタマイズしたらいいじゃない。人間だもの。てぃむを。

別に、本記事で言いたいのは、「医師以外の仕事をやれ」ってことではありません

医師としてバリバリ働きたい人は働けばよいのです。

誰も止めません。

そうじゃなくて、

・医師としてバリバリ働くことに少しでも迷いやためらいがある人

・他にやりたいことがある人

・もっと自由に、穏やかに生きたい人

がいるなら、自分に合った働き方、生き方ができるように、選択肢の中から、いい感じにカスタマイズしていったらいいんじゃないの、ってことです。

時には自分で新たな選択肢を作り出す必要もあると思います。

ってか、スタバではカスタマイズするのに、人生をカスタマイズしないの冷静に考えておかしいと思います。(←名言の予感)

確かにそんな働き方ができたらいいけど、すぐには難しいしなぁ。家族もいるしなぁ

とかでなかなか動き出せない人もいるかもしれませんが、まず、すぐにじゃなくてもいいのです。

家族だなんだってのも、家族の側からしたら、不本意ながら家族のために嫌々仕事されるよりも、その人が輝ける生き方をしてる方が家族にとってもよっぽどいいんじゃないかと思っちゃいますし、「一歩を踏み出さない理由」に家族を使われても、いい迷惑でしょう。

現状維持バイアスもサンクコストバイアスも、病院のゴミ置き場に捨ててきたらいいと思います。ええ。

「しんどい」だとか「不本意」といった想いを抱えてはいるものの、思考停止でその生活を維持してしまっていいんですか。

それで子どもの成長が全然見れなくてもいいんですか。

まだ体力にあるうちに旅行とか、やりたいことが全然できなくてもいいんですか。

さすがにちょっと煽りすぎた感はありますが、一旦立ち止まって考えてみるといいんじゃないかと思います。

自由や時間、と稼ぎを両立する道を探ってみてもいいんじゃないですか。

あ、そもそもそんなに稼ぐ必要があるのかについても、ですね。

終わりに

自由な働き方をする医師

いかがでしたか。

久しぶりに真面目に語ってしまったので、私めときたら知恵熱のみならず脳浮腫が起きてきてるので、ここいらで終わりにしたいと思います。

自分の好きなように生きるために、死ぬ時に

あー幸せだったなぁ。マジ最高

と思って死ねるために、

本記事がセニョールたちのちょっとでも参考になれば嬉しいです。

そんな時に医業の他にマイクロビジネスでもいいから他にビジネスがあると、支えになりますよ、そして、行動しない限り現状は変わりませんよ、というお話でした。

それでは、アディオス、セニョール & セニョリータ

自由に生きるために、転職したりバイト医になるのもいいかもしれません。

おすすめ転職サイト・バイト(非常勤、スポット)の求人サイトを以下に貼っておきます。

【医師のおすすめ転職サイト(常勤編)(上からおすすめ順)

てぃむ

常勤で求人を探す場合は、信頼できる少数のサイトに絞って(多くて3つくらい)探していくのがおすすめ。
たくさん登録しても全部見るのは正直大変なので。

Dr.転職なび

求人数含め総合力の高さはもちろん、Web面談や電話面談にも対応

常勤求人数14000件以上

医師一人に担当が2人付く

(専任エージェントは全員医療経営士保有)

というのも強み。

一般的な条件の各科の求人はもちろん、「週4可」「産業医」求人などもしっかり取り扱いあり。全国対応。

てぃむ

サイトの見やすさ、使いやすさも良い。

試しに「東京 一般内科」で検索かけると400件以上出てくるので求人数も申し分なし。

医師転職のエムスリーキャリア

業界最大級で求人数がとにかく多い

車でいうトヨタ的存在。

てぃむ

自分が転職した時(&バイト探す時)はまずm3を見てた。

エージェントの質、サイトの操作性含めマジで非の打ち所がない。

敢えてデメリットを挙げるとすると、皆このサイト見てるから人気の求人には速攻応募殺到する、くらい。

民間医局

「迷ったらここだけ見ておけ!」ってくらいおすすめ。

強みはシンプル。求人数と、エージェントの質(柔軟性提案力)。

てぃむ

転職サイトに求めるものって、極論ここだけですよね。
皆様ここは登録しているかな、と思ってこの位置にしていますが、まだの人は是非。

このサイトにしか出ていない求人もあるので、ここで求人探して損はないです。

医師専門の転職支援ならリクルートドクターズキャリア

ぶっちゃけそれほど取り扱い求人数は多くないが、自分のペースで働きたい人向けの求人など、ニッチな求人に強い印象。

非常勤求人にも対応。

求人の紹介ってだいたいメールで1-2回紹介してきて、いいところがなかったらその後はむこうからはあまり紹介してくれなくなる、みたいなパターンが多いが、ここは暇だからなのかは知らないが、(希望すれば)エージェントがめげずに気長に求人を紹介してくれる。

てぃむ

時間があまりない、探すの面倒くさい、みたいな人におすすめ。

【医師のおすすめアルバイト(非常勤・スポット)紹介サイト(上からおすすめ順)

てぃむ

バイトは常勤の場合と違って、「数撃ちゃ当たる」で、できる限り多くのサイトで求人を探すと自分に合う案件に出逢える確率が高まります。
一つのサイトにしか求人を出さない医療機関はたくさんあるので。

医師アルバイト探しなら業界最大級のエムスリーキャリア

非常勤、アルバイト探しも盤石の業界最大級。さすが車でいうトヨタ。

てぃむ

自分もバイト探す時はまずはここで探してます。

求人数、豊富さともにトップクラス。

これまでm3には散々お世話になったが、サイトの操作性(市町村まで細かく指定できるのマジでイケてる)、エージェントの質など特に非の打ち所がない。

敢えて言うならメジャーなサイトなので人気の求人には応募が殺到する、ってことぐらいか。早い者勝ち。

実体験としてエージェントが基本即レスしてくれるのも心地良い。

豊富な非常勤、スポット勤務情報『民間医局』

常勤求人同様、求人数・質もバランス良く、重宝する。自分も良く利用する。

てぃむ

バイトをしたい後期研修医の先生は医賠責をここから申し込むとお得。自分もそうしてます。

医師バイトドットコム

正直エムスリーと甲乙つけがたい。

求人数も負けていない。

てぃむ

実は自分も後期研修中のある時までこのサイト知らなかったんですが、初めて見つけた時「もっと早くこのサイトと出会いたかった…」ってなりました。

医師転職ドットコム』や『40代50代60代の医師転職ドットコム』ならびに情報サイト『医師転職研究所』と同じ運営母体。

医師専門の転職支援ならリクルートドクターズキャリア

常勤の方でも紹介したが、正直求人数はそれほど多くはないものの、このサイト経由でしか求人出さないクリニックもあるのでおいしい求人を逃したくないならおすすめ。

リクルートなので知名度的にも安心感あり。

てぃむ

自分で使ってみた感想としては、エージェントがマメで定期非常勤とか良い所見つかるまで(希望すれば)気長に付き合ってくれるので好印象。

Dr.アルなび

「1日10万円以上」「通勤30分以内」「ゆったり当直」求人などもあってアツい。

てぃむ

求人情報の更新も頻繁で早い。

常勤、バイト(非常勤・スポット)ともに以下のページでも詳しく解説してます。

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