看護師の「お気を付けてお帰りください」の一言

病院の看護師
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今回は、どうってことない話かもしれませんが、個人的には「おっ」と思った、印象的だった話をしたいと思います。

先日、職場から帰る時、とある看護師さんに

「お気を付けてお帰りください」と言われました。

(ちなみに、その看護師さんとは、ちゃんと喋ったことはなく、仕事上のやり取りや、挨拶をする程度の関係性です)

だからどうしたの、と言われるかもしれませんが、だいたい、仕事終わりの帰る人に向けての挨拶って、病院に限らず、「お疲れ様です」と相場が決まっています。

そんな中、その看護師さんは「お気を付けてお帰りください」と言ってくれました。

この言葉、「お疲れ様です」より丁寧ですし、より相手への真心のようなものを感じる言葉だと、個人的には感じました。

この何かと世知辛い世の中において、稀有な存在です。

「お気を付けてお帰りください」なんてなかなか言われたことなかったので、その場は面食らって、

とっさに私の口から出たのは、「ありがとうございます」という言葉でした。

もうちょっと気の利いた返答があっただろうに。

私の返しのクオリティは置いておいて、こういう、何気ない一言でありながら、丁寧で相手の心に響くことを言えるって素晴らしいな、と思いました。

と同時に、普段からすごく丁寧に生きている人なんだろうなあ、とも思いました。

でないと、こんな丁寧で優しい言葉はすっと口からは出てこない(はず)。

言った本人は覚えてもいないでしょうし、些細な出来事のようですが、私にとっては結構大きな出来事でした。

自分も、相手に温度の伝わる言葉を少しでも発していけたらな、と思います。

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