医師の皆様にとって、
「大学院に行くか?医学博士(学位)を取るか?」
は一つの大きな分岐点ですよね。
最近は大学院には行かない先生の方が多いとは思いますが、それでも行く先生も一定数います。
※「医師が医学博士(学位)を取るべきか?」というテーマについては、以下の記事で詳しく書いています。
今回は、主にこれから大学院に入るか考えている先生に向けて、私が大学院生だった時のお話をしたいと思います。
私の場合、大学院に入ったはいいものの、あまりの雑用の多さに辟易しました。
研究するために大学院に入ったのに…何だこれは…
ただの奴隷じゃないか…
という感じでした。
本記事は、
- これから大学院に入るか考えている先生
- 大学院の実情を知りたい先生
- 現在大学院生で、同じように苦しい思いをされている先生
に向けて書いています。
「これから大学院に入るか考えている先生」にとっては、大学院生活をより具体的にイメージしていただけることで、大学院に入るかどうかの判断をする上で、参考になればと思い書いています。
また、「すでに大学院には入ったものの、かつての私のように苦しい思いをされている先生」にとっては、
自分だけじゃないんだ
とか
よそはこんな感じなんだ
と思っていただけるのではないかと思います。
もちろん、志を持って大学院に入る人を止めるつもりはありませんが、よく考えないままに大学院に入ると
こんなはずじゃなかった…
となってしまうケースも往々にしてあるので、n=1の症例報告(+一部友人ドクターの話あり)ながら、貴重な一次情報として参考になると思い、ここに記載いたします。
構成としては、
前半で主に私の院生時代の雑用に苦しんだ体験談について、
後半で院生時代を振り返ってみて、医師の搾取のされやすさや奴隷マインドを持つことの危険さ等にも言及している、
という形となっています。
それでは、早速お話していきたいと思います。
大学院に入ったら、とにかく雑用が多かった
大学院に入って、私が一番驚いたことは、何と言っても
こんなに雑用が多いんだ…
ということでした。
大学院に入る前のイメージだと、
主に自分の研究をやって、時折医局全体のプロジェクトの手伝いもする程度なのかな〜
くらいに思っていましたが、完全に甘かったです。
自分個人の研究テーマが、
・メイン1つとサブ2つで計3つ、
・その他臨床の時の症例の論文化
などを抱えていましたが、それ以外に
・医局全体や所属チームで進めているプロジェクト関連の雑用が大きく4つ
・+その他当番や突発的に発生する雑用
もありました。
まずは、私が関わっていた雑用(や雑用に類するもの)を順番に説明していきます。
※「研究なんだから雑用じゃないだろ」という反論もあるかもしれませんが、その点については後述します。
医局全体のプロジェクトA
【to do】
- 事前の情報把握
- 検体容器や用紙準備
- 関係者への事前の根回し
- 当日: 同意取得、採血
- 検体処理
- 諸情報の記録
こちらは自分個人のプロジェクトではなく、
医局全体で進めているプロジェクトに関しての業務です。
ただ、末端の医局員が担当するのは、上記のような、医師であれば誰でもできるような雑用です。
研究を進めていく上で必要で、誰かがやらなければいけないのはわかりますが、誰でもできるような単純作業です。
これを毎回院生の持ち回りで担当します。
検体処理には数時間要します。
その間何か他のこともできません。
また、このプロジェクトに関して、スケジュール調整など、とても面倒くさいだけで個人としては何の成長にもつながらない管理業務も振ってきかけていたのですが、そちらは何とか回避しました。
もしその管理業務もあったら完全に詰んでいました。自分の研究をする時間はほぼなかったでしょう。
チーム単位のプロジェクトB
こちらのプロジェクトも、プロジェクトAとほぼ同様の雑用を必要とします。
担当になると、前日の準備から含めて半日程度は要します。
プロジェクトBもその他の業務と合わせて、大きく自分の時間を圧迫していました。
上述のプロジェクトAはまだ末端の医局員全員で持ち回りでしたので、公平感はまだありましたが、こちらのプロジェクトBは自分が所属するチーム固有の雑用でした。
外勤で不在の日以外は高確率でこの業務が発生し、非常に辛かったです。
医局のプロジェクトC
こちらの業務もプロジェクトA, Bと(多少の違いはありますが)やることに大きな違いはありません。
一件あたり丸一日要します。
こちらのプロジェクトに関しては、医局員全員ではなく、何人かが担当として決められ、役割を分担しつつ業務を進めていくことになりました。
私もその一員に指名されました。
そして、集められたメンバーの中で当時一番下っ端だった私には、検体回収と事前・事後の事務的な処理の役割が与えられました。
指名される時には、
先生には期待しているから是非このプロジェクトも担当して、出たデータでいい論文を書いて欲しい
というような一見甘い言葉をかけられましたが、
「活動性がある程度あって、データ集めのための雑用をこなせそうな人が必要なだけ」であることは明らかでした。
甘い言葉をかけつつ、何か雑用を押し付ける、というのは私の医局の上層部の常套手段でした。
こちらの雑用は、発生頻度は高くはなかったですが、一件あたりの負担が大きいため、確実に自分の時間を圧迫していました。
また、こちらの雑用は発生頻度は高くないものの、急に、直前になって『いついつプロジェクトCの検体が出ることになったからよろしく』と連絡が来るのが非常にダルかったです。
連絡が来たら情報収集や関係各所との調整や準備を短時間で行わなければなりませんし、予定していた自分の実験とプロジェクトCがバッティングしてしまった時は、自分の実験を別日に動かさなければいけませんでした。そうです。人権なんてありません。
プロジェクトD
こちらも個人の研究ではなく、医局として関与しているプロジェクトでした。
こちらのプロジェクトに関しても私は担当に指名されました。
こちらは、私一人が担当でした。
先生の研究分野とやや近いから
という何とも強引な理由付けをされて、前任者から引き継がれました。
ちなみに、拒否権はありません。それが医局です。
こちらのプロジェクトでは、自分で検体を採取することはないものの、事前の準備と後処理が煩雑で、他のプロジェクトに負けず劣らず面倒でした。
物品当番
実験に使う器具等の在庫を確認し、必要な物は発注するという仕事もありました。
こちらも院生が持ち回りで担当します。
こうした何気ない雑用の積み重ねが、徐々に自分の時間を蝕んでいくのです。
他のドクターの実験を代わりに行う
こちらは、完全に意味不明だったのですが、自分とは全く関係のない、他のドクターがやっている実験をなぜか代わりにやったこともありました。
例によって、もっともらしい理由をつけて、上層部より代わりに実験を命じられました。
一度だけではありましたが、丸一日かかりましたので、苦痛でした。
どれだけ拒否したくても、こちらも事実上拒否はできません。
その他
上記の他にも雑用が、挙げ切れないほど多数、時に突発的に発生し、その処理をしていました。
例えば、これはさすがに雑用と呼ぶにはふさわしくないかもしれませんが、複数の雑用や自分の研究に追われ、過去最高潮に忙しかった時期に、これまた上層部からの指令で、
翌年大学院に入る予定の後期研修医の先生が簡単な実験とその結果解析をする
ということで、その指導をするように命じられました。
外勤終わって急いで大学に行って、夜までほぼ付きっきりで指導、隙間時間で自分の作業をする、みたいな感じでした。あれはきつかったです。
その他、これも正確には雑用ではありませんが、定期的に医局会議が催され、5分で済む内容を1時間くらいかけて話し合っていました。
また、大学病院の方の検査業務の立会い当番の仕事も定期的に割り振られていました。
他にも、
〜という会の出席者が少ないので、院生は出席するように
的な指令も時折発動されていました。
ただでさえ時間がないのに、なんで集客できないような弱い企画の会のサクラのために自分の時間を差し出さなきゃいけないんだよ、って感じでした。
とある1週間のスケジュール
これまで、私が大学院生時代にどんな雑用や理不尽に振り回されてきたか簡単にご紹介しましたが、ここで、大学院生時代のとある1週間のスケジュールをお示ししてみたいと思います。
月:午前〜夕方:雑用A。終わったら翌日の雑用Bの準備。終われば自分の研究。
火:午前:外勤。午後:雑用B。終われば自分の研究。18-20:30頃:捗読会→医局会議(毎週あるわけではない)。その後翌日の雑用Cの準備、自分の研究。
水:主に雑用Cと雑用D。少し自分の研究。
木:午前:外勤。午後:指導教官とのミーティング、自分の研究、その他雑用など。
金:自分の研究と翌週の雑用の準備。物品当番。
土:11時頃〜18時頃まで実験
※実験がない日は終日バイト
日:午後:実験(前日の続き) ※実験がない日は休み。ただ、捗読会担当や研究の進捗報告の前は、その準備・資料作成。
私の場合はざっとこんな感じでした。あくまでとある1週間、なので週によって多少はバラつきはありますが。
上記のスケジュールよりもっとひどい・過酷なスケジュールで生活されている先生がたくさんいらっしゃるのは重々承知の上ですが、自分にとってはなかなかに大変でした。
特に冬なんかは、土日に寒い中自転車で大学に行って、丸一日一人で実験して。
『自分はなんでこんなことしているんだろう』と思ったことも少なくありません。
それだけでなく、日によっては医局の雑用の当番のために朝6時に来なきゃ行けなかったり、朝5時くらいまで実験せざるを得なかったこともあります。
こんなことを言うと、
時間のマネジメントが下手なんじゃないの?
という疑念を抱かれる方もいるかもしれませんが、あれは不可避でした。
というか、身体・精神ともに元気な状態であればもう少しうまく時間を管理することができたとは思いますが、慢性的に疲弊している状態なので、生産性がどうしても上がりにくく、それ故長時間作業をしなければならない、という負のループに入っていたと思います。
雑用がもっと少なければ、余裕のある院生生活だったとは思うのですが、雑用に時間と心を削られていきました。
ここで一つ念の為言っておくと、私は働きまくりたいタイプではありません。本当はもっと落ち着いて物事に取り組みたかったのですが、どうしてもそうはいきませんでした。
自分の人生なのに、自分に主導権がない状態でした。
今思えば、完全に医局の犬でした。ワン。
医局を離れ、今思うこと
大学院生時代は、自分の研究の時間がしっかり取れなかった
これまでお話してきた通り、大学院時代は種々の雑用のため、メインで取り組むはずの自分の研究に時間が十分に割けない状況となっていました。
研究室にいる間の可処分時間のうち、7割くらい何らかの雑用に費やされ、自分の研究に費やせるのは3割くらい、という有り様でした。
これでは、完全に本末転倒です。
大学院に入ってから、「大学院に入る前にもっと先輩にどういう生活か聞いておけばよかったな」とも思いましたが、あの時はもう大学院に入ることを決めてしまっていたので、仮に先輩にもっと話を聞いていたとしても、結局大学院には入っていたんだろうな、とも思います。
教授に内緒で大学院を受験しなかった友人ドクターの一例
ちなみに、知り合いのドクター(大学時代の同級生)で、私とは別の大学所属で、市中病院に派遣されていたドクターがいたのですが、
空気的にはそろそろ大学院に入るのが通例、という学年になっても大学院に入らず、その後交渉し、無事市中の恵まれた病院への異動を獲得したドクターもいました。
その医局の文化的に、その学年になると大学院に入らないのはあり得ない空気だった中で、教授に内緒で院試を受けなかったそうです(笑)。
願書すら出さず。
そしたら、当然それが後日バレて教授から呼び出しをくらい、そこで
大学院には入りたくないです
と決死の覚悟で正直に告げ、その後交渉の末条件の良い病院への異動が決まったようでした。
彼なんかは側から見てると、「大学院は向いてないだろうな」というタイプだったので、非常に良い選択だったと思います。皆が真似できる訳ではないでしょうが。
彼の場合は
交渉が不発に終わったらいつ医局を辞めてもいいと思っていたから強気に交渉できた
とのことでした。
やはり失うものがない人や、医局におんぶに抱っこではない状況を自分で作り出せている人は強いですね。
何を雑用とするのかという点に関して
ここで、私が医局で進めているプロジェクトに関する業務なども雑用として捉えていることに対して、中には
研究に携わっているのだからそれを雑用と呼ぶのはいかがなものか
という意見の方もいるかもしれません(この記事を読んでくださっているような方にはそんな方いなさそうですが…)。
もちろん、何を雑用とするのかという線引きは難しいですし、結局はやっている側がどう捉えるかという部分が大きいとも思います。
ただ、私としてはやはり、私がやっていたことは「雑用」という認識です。
私がやっていたことは医師・医局員であれば誰でもできることでしたし、時に医師でなくてもできることもありました。
”Connecting the dots”という考え方があるが、その”dot”にすらならない雑用たち
そしてそれらの作業は一度やり方を覚えてしまえば後はただの単純作業です。
同じことができるロボットがいたら、ロボットに任せておけばよいような事柄ばかりでした。
本質的には意味のないこと、とも言えます。
かの有名なスティーブ・ジョブズのスピーチの一節に、 ”Connecting the dots”という考え方・生き方が出てくるのはご存知の方も多いと思います。
ざっくりとは、
「興味のあることなど、一生懸命何かをやっていたら、後で点と点がつながって、思いがけないイノベーションに発展していったりするから、目の前の興味のあることや、やりたいことに真剣に取り組むといい」
というような考え方だと思います。
その観点でいくと、私がしていた作業は、その”dot”にすらならないようなものでした。
やれば”dot”となって後につながる可能性のある取り組みというのは、自分がやりたいことだったり、前向きに取り組んだものを指すと思います。
やっているうちに何かが積み上がっていくような取り組みですね。
本当はやりたくないけれど、命じられるがままに嫌々やるやるような作業が、後につながっていくとは思い難いのです。
検体を入れる容器をひたすら準備する、在庫をチェックするなどの作業が、果たして後につながるでしょうか?
私の結論は、NOでした。
危険な奴隷マインド
上述のようなことを言うと、続いて
どんな作業であっても、雑用だなんて思わずに、考え方を変えて、前向きに取り組めばいいじゃないか
という声もあるかもしれません。
もちろん、どんなことも自分次第、考え方次第ということはわかりますが、この件に関しては、そういった考え方は危険なのかなと個人的には思います。
つまり、それは、一歩間違えたら奴隷一直線のマインドだと思うのです。
本来の自分を抑えて、環境に適合するために日々、嫌々雑用に時間を奪われていく。
医局での出世やどうでもいい肩書きが欲しいのであれば、その考え方で今後も邁進していけばいいのかもしれませんが、私ははなから医局内での出世になど興味はありませんでした。
ですので、自分を殺してまで、気持ちの上でも奴隷に成り下がることは到底できませんでした。
自分の納得できないことに人生を浪費している場合ではありません。
自分の納得できることに対して全力を注ぎたいじゃないですか。
それに、給料をもらうわけでもなく、むしろ学費を払った上で、奴隷として使われるのです。
医師は搾取されやすい
私の場合、これまでの人生において、言っても割とそれなりにあらゆることに耐えてきたとは思います。
何かを得るために何かを我慢する、ということはよくありました。
医師の皆様であれば、同じような経験をされてきた方も多いのではないかと思います。
それでも、耐えてこられたのは、自分なりに定めた目標のために、今やっている行為がつながるんだ、と信じられていたからです。
一方、医局にいた頃の雑用は、この行為が未来につながるとは到底思えなかったため、苦痛以外の何物でもありませんでした。
考えてみると、よく言われることかもしれませんが、医師には、搾取されやすい理由があるように思います。
子どもの時から真面目に勉強して、高校や大学でもやんちゃはせずに、「お利口さん」で過ごしてきたのではないでしょうか。
言われたことはしっかりやる。
言われたことに疑問は持たない。
受験勉強の成功は、従順であるというお墨付きを得るようなことだと思うのです。
受験勉強というのは、決められた試験範囲の中で、定められた正解を高確率ではじき出せるように徹底的にトレーニングを積む、ということですから。
大学側としては、
従順な子はうちの大学に入っても真面目にやるだろうから、入れてあげよう
そんなところだと思うのです。
本来は自分の「好きか、嫌いか」や「やりたいか、やりたくないか」が価値判断の基準であったはずなのに、受験勉強や医学部での教育によって、長い年月をかけて、そういった受動的で、お利口さんになるように矯正されてきてしまったのではないでしょうか。
そのため、医師になってから、理不尽なことがあっても、時に理不尽であるとすら思わずに、上の言いなりになってしまいやすいのかな、とは思います。
大学院に入る時に、さらなる洗脳を仕掛けてくる
大学院で研究生活に入る時に、指導医からこんな言葉を受けていました。
研究というのは一人ではできない。
皆の協力が必要だ。
だから、人の研究を手伝ったり、医局のプロジェクトに関しては、積極的に参加してほしい。
それがきっと先生のためになるから。
今思えば、これも一種の洗脳で、後々雑用を振りやすくするための布石だったのだろうと思います。
もちろん、協力することの大切さはわかっているつもりですし、自分だけが良ければ良い、なんて考えは全くありませんでした。
ただ、実際に研究生活に入ってみると、あまりに雑用が多いので、
いくらなんでもこれは度を越している。こき使われているだけだ。
と感じていました。
洗脳されている人は、自分が洗脳されているなんて夢にも思いません。
「自分だけは大丈夫」と思っているかもしれませんが、そういう人ほど危ないのです。
皆様もお気を付けください。
最後に
本記事では、大学院で雑用が多すぎて辛かった私の体験談を共有させていただきました。
もちろん、全ての大学院が私が行っていたようなところではないとは思いますので、あくまで一つの参考としてお考えいただければと思います。
同じ医局でもどんな指導教官に付くかによって大きく変わってくると思いますし。
私の場合、大学院に入ることで、多少の科学的リテラシーと引き換えに、膨大な時間と自由を医局に捧げることになりました。
それも、学費を払って。
これはかなり穿った見方になるかもしれませんが、医局側としたら、
タダで労働力を得る代わりに、医学博士取れるくらいの指導はしとかないとまずいよね
くらいに思っていた可能性すらあります。
私は、後に医局を辞め、職場にも恵まれ、今はかなり自由度の高い生活を送ることができています。
大学院に限らず、医局や今の職場を辞めたくなったら、辞めればいいと思います。
ドクターであれば、働く場所はいくらでもありますし。
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大学院については、以下の記事でも解説しています。
ちなみに、大学院時代の指導医は以下の記事のような、時間の重要性を理解していない人でした。